こめやの近況・6

 
初詣を終え、柄杓に松の枝と餅を昆布で結え、若水を汲みます。若水でお茶を沸かし呑みます。 大内宿から高速道路を使って2時間半、群馬県館林市の第2資料館の公園で寒桜と紅葉とつつじの花を見てきました。とてもきれいでした。 桜と紅葉の館林から3時間大内宿は風花が真っ盛り
大内宿の古老達は言う。青山に雪が降ると根雪は遅いと。 大内宿は雪化粧を落とし再び晩秋の装いです。 10月下旬の大内宿の紅葉、今年は台風があまり来なく木の葉がもまれなくてとてもきれいでした。
11月3日の大内宿は突然の雪に見舞われましたが,紅葉と初雪を見れた凍えながらも皆喜んでいました。 大内宿から山口県下関市まで親戚に会いに出かけて来ました。元気な親戚の姿に7時間の新幹線の旅疲れもすっかり飛んでしまいました。関門海峡の船の多さにちょっとビックリしてきました。 大内宿は、周りをぐるっと山で囲まれ標高が約700メートルくらいです。人口光の影響が無いので星や月を見るのには最高です。今日は十五夜もしかしたらお月様でウサギが餅を搗いてるのが見えるかも?
大拍子、お唐櫃、御刀、御靴と続き、ちなみに村の小学1年生は御靴の役割で祭りデビュウーします。 四神旗に守られた神輿には神社より遷座された御神体が村にお出ましになり村人達は、各家の座敷に座り手を合わせ、お祈りします。 道案内の猿田彦に続き神官、大麻、大玉串と続きます。
山車には女装した青年たちが乗り祗園囃子を思わせる太鼓と笛音に時折ヤッカショウの掛け声で子供達が引きます。 高倉神社で1日夜に行われる、お籠もり、青年会の会員達が集まり御渡祭の役割を決め、深夜まで太鼓をたたき過ごします。 御渡祭が始まりました。御獅子が悪魔を払い、塩湯が道を清め神社より神輿に乗ったご神体が村を御渡します。
5月19日に田植えが終わり「さなぶり」を家族で須賀川市にある「おとぎの宿米屋」で祝ってきました。かけ流しの専用露天風呂で疲れを癒し親切な係りの人とおいしい食事に癒されました。きしくも当店は米屋(こめや)宿は米屋(よねや)でした。大内宿から車で1時間です。 7月2日半夏祭りが無事終了しました。大内宿の人々はこの祭りを心待ちにしており、前日は村中総出で祭りの準備に当たります。当日大内宿にこれなかった人のために、祭りの写真を掲載いたします。  (準備作業) 大内宿も新緑の節となり、田植え前の夕暮れの静寂は凛とした寒さをとりわけ感じます。早朝には霜が降り朝夕はまだまだストーブが必要です。
大内宿では5月20日頃が田植えの最盛期です。我が家の田圃も19日、もち苗を植えました。当店のお餅は、この田圃から獲れるもち米で皆様に提供しています。 大内宿の雪祭りを皆さんにお届けします。日本一の団子差しの名の下に今年も大きなミズ木に団子を差しました。 大内宿も漸く春めいて、水仙、れんぎょ、桜、が鯉のぼりの泳ぐ下、咲き始めました。
今日は大内宿の隣中山集落の雪月火の祭りでした。青年達の想いが2000本のロウソクの炎から熱く伝わってきました。この想いが集落を存続させる力になっています。 大内宿の雪祭りは、2月14日、15日開催されます。大内宿の住民が手作りで行う祭りも23回を数え、住民達も手馴れた様子で雪像をつくり、そして楽しんでいました。 今日は節分、大内宿の豆まきは、最初に田作り(かたくちいわし)の頭を豆柄にさし、唾をつけ軽く焼き、それを窓や玄関に差し、豆を炒って一升桝に入れ神棚に供えそれを下げてまきます。まいた後にそれを拾い年の数だけ食べます。
立春を過ぎ大内宿の軒先のツララはどんどん伸びています。茅屋根屋根に積もった雪が日中の暖かさで融け軒先のツララを伝って水が滴り落ちる。朝夕の急激な冷え込みが水滴を凍らせツララを大きくしています。 大内宿は連日の晴天で何処の家も雪下ろし真っ盛りです。今年は昨年から比べても雪が少なく、例年だと今の時期まで2回から3回下ろしていますが。まだ1回しか下ろすことなくとても楽です。でも喜んでばかりいられませんこれって温暖化が進んでいる証です。 大内宿の隣村中山集落、地域興しをしようと青年達が始めた雪月火祭りが今年で5回を迎えることになりました。農村景観の素敵な集落で、今では子供からお年寄りまで村中総出で開催しています。今年は、2月7日夕方より開催されます。雪洞に光るロウソクの灯りがとても素敵です。
賽の神では、年男や厄年の人達が酒を持ち寄り、,年女や子供の厄払いに蜜柑をまき皆に厄を払ってもらう俗信として餅を焼いて食べると腹病みしないとか、藁の墨を顔に塗ると頭病みしないとか言われ、帰りは皆顔が真黒です。 大内宿の青年はすばらしい。今日は、朝から準備をして最後は、頭病みしないために顔を真っ黒にして、村内を酒を片手に廻って歩くたかが年中行事だが、彼らの心はとても熱い。大内宿の保存には欠かせない存在です。 大内宿の小正月は餅の正月ともいい15日は、お神と言って蕎麦を打ち、お供えして、注連縄等の正月飾りを外します。
各家の正月飾りは、青年会の手により、賽の神で燃されます。干草や藁を杉の木に縛りそれを正月飾りで飾りつけ年男や年女等が恵方の方角より火を点けます。 1月13日、大内宿では団子差です。米粉でつくた。団子の外、鯛等の縁起物や野菜等を米粉で作り差します。団子を茹でたつゆは、家の周りに撒き長虫やモグラよけに使います。 大内宿の1月は忙しい。今日14日は餅の正月だ餅を搗き鏡餅を作り、正月に供えた鏡餅の上の餅だけを交換する。屋敷神に供えた鏡餅は雪に埋まり掘り出すのに一苦労
1月2日古峰原神社代参の5名が朝6時に出発します。古峰原神社の代参は村の無火災を祈願して村中で掛け金を出し合い、くじ引きで代参を決め代参の日に村中で見送りをします。代参に行って来た人は村中のお札を受け持ち帰り各家庭に配られます。 1月4日出初め式です。大内消防団、大内婦人消防隊、大内火消し組の人々が、早朝に村中央に集まり大内宿の無火災を祈願します。神事の跡に各代表が玉串を奉奠し無火災を祈願し、終わりにお神酒を戴き解散です。その後消防団員と婦人消防隊が各家々を廻り火防督励を行います。 例年通り、大内宿の高倉神社では初詣のため、小学生達が雪踏みをしました。50センチも積もった境内や参道の雪を歩きやすいように片付けたり、踏み締めたりしました。
謹賀新年、大内宿こめやの元旦は、氏神様の高倉神社に初詣をし、家の前の用水から若水を汲みこれでお茶を沸かし、神棚に焼いた餅を供えそれをお下げして頂きます。お節は昔ながらの豆数の子、小つゆ、さめの煮物、煮しめ、等昔ながらの料理です。 今日は冬至、大内宿こめやでは昔から冬至かぼちゃを食べると風をひかないと言われ、家族全員が食べます。我が家では、夏に取れたかぼちゃを保管して置き、小豆と一緒に甘く煮ます。神棚に備えた後に頂きました。 大内宿には1年を通して、いろんな年中行事や文化があります。300年前の家屋の中で祖父から父、父から私、漸く私から息子へ引継ぎが始まりました。息子達がうまく引き継ぎ次の世代に送ってくれることを願っています。
今年の大内宿の秋を振り返ると、一言で言うと甲子道路効果の一言に尽きます。国道289号甲子道路が開通し例年の倍の人達が来てくれました。巷では、道路不要論などが飛び交っていますが、公共交通等インフラがない地域では道路1本で地域が変わります。沿線の集落では農産物等の販売を通して地域の人達が生き生きと輝き中山間地域での生きる道が出来たと大喜びです。 大内宿の茅葺き屋根は現在33戸、来年には又1戸トタン屋根から茅葺き屋根に変わります。この屋根を守るために始めた青年達との屋根葺き練習、毎週最優先で臨んで来ました。そのかいがあり、青年達の腕が上がりハサミを使っての屋刈りまで進みました。怪我をしないために、ハサミの研ぎ方や使い方、持ち方等念入りに教え、練習をしました。青年達のパワーは素晴らしい。 大内宿の茅屋根は村人全員で守っています。各戸より1名が出役し、1日にわたり茅場で茅刈りを行います刈り取った茅は2週間くらい干し倉庫に格納し、来年の屋根葺きに備えます。
大内宿に初雪が降りました。大内宿はこれから毎日冬に向かって大忙しです。大根や白菜,ネギ等を摘み、冬用に備え、家の周りは冬囲いと降雪と競争の多忙な毎日が続きます。 大内宿は晩秋という言葉が似合う風情になってきました。山々の木々の木の葉も落ち始め、毎朝の霜に草花は凍え一気に来る風花を待つ状態です。春の華やかさも、晩秋の寂しさも好きな大内宿です。 大内宿から美里町経由で会津若松に行くには大内宿こぶしライン(氷玉峠)を通ります。11月11日まだ紅葉の終盤が色鮮やかに見れる峠道、大内宿の渋滞を避けるおまけつき。
春に早苗を神棚に供え、豊作を祈願し田植えをした我が家の田圃も刈り取りを終え、漸く新米を戴ける様になりました。まずは神棚に供え豊作を感謝しいただきました。大内宿は標高が700メートル位ありおいし米は出来ませんがそれでも自分で作ったものは特別おいしいです 大内宿から車で30分観音沼森林公園があります。紅葉も終盤です。湖畔のもみじの赤や黄色が水面に映りとても綺麗です。 紅葉シーズンを迎え大内宿の3連休は観光客で一杯です大内宿で手打ち蕎麦屋を営むこめやでは、朝早くから1日中そば打ちです。渋滞で時間を取られた分1分でも早くそばを出したいと思い従業員一同一生懸命です。
大内宿の山は木々が紅葉しとても美しい。木々の下にはとてもおいしい茸が今が旬だと言わんばかりに出ています。親戚の磯しん食堂の女将さんが採って来た霜降りしめじです。ホイル焼きにするととてもおいしいです。女将はとてもうれしそうでした。又待っているよー 大内宿の紅葉は、桜の木からはじまります、桜、漆、と色付き最後は銀杏の黄色で締めくくります。。朝晩の寒さが紅葉を進ませます。 10月9日大内宿の紅葉の状態です。周りの山々はもっと色づき紅葉本番です。連休は渋滞が予想されますので会津美里町経由で氷玉峠から来た方が良いと思います。
我が家のダリアも7月から咲き始めて、10月をまじかにして、最後の力を振り絞って可憐に咲き、大内宿にお出での観光客の方たちの目を楽しませてくれています。 大内宿も秋の気配を肌で感じるようになり、山も少し色が変わり始めました。同時に生活の面では朝晩は、コタツが必要になりました。 大内宿では、山からの恵みが本格的になり始めました。これは、当店自慢の栃餅の原料の栃のみです。木の実類では、栗に、こくわに、山葡萄、アケビ、柴栗、秋ぐみ、よぞのめ等食べられるものがいっぱいです。
待望の国道289号甲子道路が全線開通となり、住民達は大喜びです。ちなみに、東京から下郷町へは甲子道路が最短ルートとなります。当然大内宿も近くなります。 9月21日午後2時より開通する甲子道路(R289)を目前にし下郷地区道づくりウォークが行われました。この道路が開通することにより、白河、那須からのアクセスがよくなります。地元では100年の悲願が達成したと喜んでいます 大内宿の十五夜は昔はお供えした物を子供たちが何処の家のものでもとっても大丈夫でした。今はこの風習は無くなりましたが。おはぎを作り野菜や、果物を供えて祝うのは昔のままです。
放水の準備が出来たら止水栓を回せば放水開始。 大内宿の防災は、先端の技術と人々の心構えで安心です 大内宿の防災訓練の主役はこの放水銃です。一軒おきに各家の前に敷設されていて誰でも簡単に放水出来る優れものです。
筒先を引き上げ、狙いを定めると放水の準備完了です。 大内宿の210日は風除けの祈願祭で、高倉神社に村人達が一品料理持ち寄りで、神官によるお払いの後豊作を祈願し、その後、なおらいとなり、夜遅くまで神社での宴席が続きます。 米屋の田圃は、大内宿より下側に1キロくらい離れた山側にあります。ここ数年は、もち米が熊に食べられ放題です。前夜の210祭で祈願した豊作も、風や雨からは守れても熊からは、守れませんでした。ちなみに4頭の熊が食べていました。
16日はお盆も終わりです。盆棚で飾った仏壇に団子を供え送り火を焚いて先祖たちをお墓に送ってやります。大内宿では、先祖たちは煙に乗って帰っていくと言われ、夕方どこの家でも藁を燃して送ります。 今年は、減反した田圃に、ジャガイモとかぼちゃを植えました。ジャガイモを収穫した後をトラクターで耕しておいたら、熊の足跡だらけでした。案の定、かぼちゃは熊の胃に収まったようです。熊は2匹の子を連れて現れたようです。 大内宿のお盆は、14日の墓参りから始まる。親族たちが帰省し、お墓に花、線香、お茶、素麺、かながら塔婆を供えるのが、大内流?です。各家がいっせいに夕方墓参りをするので、懐かしい人々と挨拶を交わし、墓地は一時の社交場になります。
15日の大内宿は、青年会主催による盆踊りです。村中央にある町並み展示館の前で仮装盆踊りです。青年たちは、10日前から笛、太鼓の練習をし村人たちは仮装の準備です。ちなみに1等賞は賞金3万円です。 大内宿の保存で大切なのは、茅葺き屋根の景観ばかりではありません。大内宿ならではの匂いや、音や、地域コミニュティです。村の老若男女が、日本の音百選に選ばれた用水の掃除も皆こぞって集まります。 大内宿のお盆は、8月7日の墓掃除より始まります。村の高台にあるお墓には、早朝より村人達が各自自分の家の墓掃除に集まります。8月13日には盆棚を作り、14日にお墓参りをして迎え火を炊きご先祖様を迎え、16日には団子を供えてお帰りです。
蛍にヤンマ、大内宿の里山は、今、自然の、昆虫達の夏真最中です。早起きして田圃の畦を歩くとヤンマの羽化見られます。 大内宿のお母さん達は子供達の健やかな成長を願い観音講を行っている。大内宿の下と上それぞれに結跏趺坐した観音様の掛軸と賽銭箱が各家に廻ってきて掛軸を飾りご馳走を供え親戚のお母さん達を呼んで祝う。 大内宿を見下ろす突き当りの山の裾野や、中腹には、多くの神々が祀ってあります。苔むした階段を上ると弁天様が祀ってあります。今日はその祭りで、神職がお払いをし、お神酒を持ち寄った村人は、杯を酌み交わし、商売繁盛を祈願しました。
大内宿の夏、夕暮れから夜にかけてはとても嬉しい。夕方の涼しさと各家に灯る外灯の光がとてもやさしい。更に夜になり宿場西側の田圃には蛍が乱舞している。最近は、湯野上温泉の宿泊客がわざわざ蛍を見に来るほどです。 大内宿では、7月2日の祭りを前にして、前日、村中総出で祭りの準備をします。夕方には、各家の幟旗が飾られ祭りを待つだけです。 半夏祭りも無事に終わり、大内宿も夏本番に向けてスタートです。気が付いてみれば今年も半分が過ぎ時の速さを痛感するも、祭りを仕切る青年達の力になんとなく納得です。
大内宿は、自然の恵みがいっぱいです。こめやの栃餅の原料となる栃の実は今が旬と花盛りです。秋には大きな実を付けてくれることでしょう。この花の蜜をミツバチが集め美味しい蜂蜜の原料になります。栃餅には甘いものが合うのでこのミツを付けて食べるとまた美味しいです。 大内宿から車で氷玉峠を越えて25分、旧北会津村「川島農園」では6月15日から7月10日頃までさくらんぼ狩を行っています。絶品のさくらんぼです。大内宿に来たら是非立ち寄って見てください。氷玉峠を降りたら会津坂下方面に向って最初の踏切を渡るとすぐの農道を左に300mです。こめやからの紹介と言うとサービスがありますよ。小学校高学年以上30分食べ放題1,260円詳しくは0242−562863まで 明日は、旧の端午の節句です。宵の今日大内宿では、家に邪気が入らないように窓のある所に香気の強い菖蒲と蓬を差します。
菖蒲を差したら、後は病気にならないように菖蒲湯に入るだけです。 大内宿も田植えが、ほとんど終わり、暖かい日が続き根付きもいいようです。大内宿の多くの家庭では跡取りの長男が残っています。我が家の長男も始めての田植えに挑戦しました。初めてでも結構上手く植えてありました。 我が家の田植えは、肥料や農薬ではない。水口に御神酒を撒き、神棚に早苗を供え、各神々に豊作をお願いする。大内宿では多くの人々がこういう形で田植えをする。これも大内宿の文化です。
 
大内宿のGWは静かな朝で、幕を開けました。ここ数日の暖かさで桜は、満開を迎いましたが、木々の新芽が萌黄色となりとても綺麗です。  大内宿の氷玉峠で第5回時の路ヒルクライムin会津が5月18日開催されます。大内宿、美里町の氷玉峠は午前9時から正午まで交通規制がかかり通れませんのでご注意下さい。  
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